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このお話、ブログの方で記事にさせて頂いたんですけれど(『「男」が妊娠!?』)、あんまりこのトーマス氏に対して好意的なコメントを書けなかったので、公平を期すために、取りあえずAdvocateというゲイ雑誌に載っていたご本人のコメントを、私の解釈なしで、対訳で載せてみようかと思いました。ちなみにトーマス氏はトークショーの女王、オプラ・ウィンフリーのショーに出演予定で、既に収録も済ませているとか。なので、ここで記事を訳したくらい問題なかろうと思いました^-^;(ちなみに、この方の妊娠は人に注目されたいための嘘じゃないかっていう説もあるそうです。) |
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Labor of Love |
愛の結晶 |
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To our neighbors, my wife, Nancy, and I
don’t appear in the least unusual. To those in the quiet I am transgender, legally male, and
legally married to Ten years ago, when Nancy and I became
a couple, the idea of us having a child was more dream than plan. I always
wanted to have children. However, due to severe endometriosis 20 years ago, Our situation sparks legal, political,
and social unknowns. We have only begun experiencing opposition from people
who are upset by our situation. Doctors have discriminated against us,
turning us away due to their religious beliefs. Health care professionals
have refused to call me by a male pronoun or recognize This whole process, from trying to get
pregnant to being pregnant, has been a challenge for us. The first doctor we approached
was a reproductive endocrinologist. He was shocked by our situation and told
me to shave my facial hair. After a $300 consultation, he reluctantly
performed my initial checkups. He then required us to see the clinic’s
psychologist to see if we were fit to bring a child into this world and
consulted with the ethics board of his hospital. A few months and a couple
thousand dollars later, he told us that he would no longer treat us, saying
he and his staff felt uncomfortable working with “someone like me.” In total, nine different doctors have
been involved. This is why it took over one year to get access to a cryogenic
sperm bank to purchase anonymous donor vials, and why Nancy and I eventually
resorted to home insemination. When I finally got pregnant for the
first time, I ended up having an ectopic pregnancy with triplets. It was a
life-threatening event that required surgical intervention, resulting in the
loss of all embryos and my right fallopian tube. When my brother found out
about my loss, he said, “It’s a good thing that happened. Who knows what kind
of monster it would have been.” On successfully getting pregnant a
second time, we are proud to announce that this pregnancy is free of
complications and our baby girl has a clean bill of health. We are happily
awaiting her birth, with an estimated due date of July 3, 2008. How does it feel to be a pregnant man?
Incredible. Despite the fact that my belly is growing with a new life inside
me, I am stable and confident being the man that I am. In a technical sense I
see myself as my own surrogate, though my gender identity as male is
constant. To Outside the local medical community,
people don’t know I’m five months’ pregnant. But our situation ultimately
will ask everyone to embrace the gamut of human possibility and to define for
themselves what is normal. |
私達夫婦、ナンシーと僕は、近所の人達にとって、ごく普通のカップル以外の何者でもなかったと思う。僕らが住んでいる静かなオレゴン州の町に住む人々にとって、僕らは深く愛し合う幸せなカップルそのものに見えていたはず。一生懸命働いて、家を買い、家族を作ろうっていう望みは、ごく普通の望みだった。少なくとも僕が子供を産むって決めるまでは。 僕はトランスジェンダーで、法律上の男性で、ナンシーとは法的に夫婦として認められている。同性同士で結婚している人や、ドメスティック・パートナー、シビルユニオンで守られているだけのカップルと違って、ナンシーと僕は結婚しているカップルに与えられる1,100以上の法律上の権利を享受することが出来る。不妊手術を受けることは、性転換のために必要とされていないから、僕は胸をなくして、ホルモンセラピーを受けることを決めたけど、子供を作る権利は放棄しなかった。自分の子供を持つことは、男性とか女性の望みっていうんじゃなくて、人間としての望みなんだ。 ナンシーと僕は10年前に結婚したけど、子供を持つかどうかってことをちゃんと計画してたわけじゃなくて、そういう夢があったっていう感じだった。僕はいつだって子供が欲しいと思っていたけど、ナンシーは20年前に子宮内膜症のために子宮摘出手術を受けていて、子供が産めないんだ。スクリーンプリントの事業が成功した後、僕らは2年前にハワイから西海岸の北に移って来て、それが子供を作る良いタイミングになった。僕は2ヶ月に一度のホルモン注射を止めたけど、最後に生理があったのはほぼ8年前だから、軽い気持ちでその決断をしたわけじゃない。それから4ヶ月ほどして、僕の身体に生理がきちんとくるようになったし、妊娠を助けるために女性ホルモンや不妊症のための薬を摂る必要もなかった。 僕らの置かれた状況は法律上、政治面、社会的に未知の分野に関わってくる。僕らはこの状況に憤りを感じてる人々からの反対を経験し始めた。医者は僕らを差別して、彼らの信仰のために僕らを拒絶した。医療機関の専門家達は僕を「彼」と呼ぶことを拒否し、ナンシーを僕の妻であると認めなかった。受付の人間には笑われた。友達も家族も支えになってくれない。ナンシーの家族の殆どは僕がトランスジェンダーであることすら知らないんだ。 妊娠しようと試みた時から、実際に妊娠するまでのプロセスは、僕らにとって、困難の連続だった。最初に僕らが診て貰おうとしたのは、不妊治療専門の内分泌科医だった。彼は僕らの置かれた状況にショックを受け、僕にヒゲを剃るようにアドバイスした。相談料を300ドル払った後、彼は嫌々僕の初診を行った。彼は私達にそのクリニックの心理学者に会って、子供を生む資格があるかどうか判断して貰うように指示し、病院の倫理委員会にも僕らのことを図った。数ヶ月後、数千ドルも支払った後で、彼は私達を診ることは出来ないと言い渡した。「君のような人」のために働くことを、スタッフが嫌がっているというわけで。 全部で9人の違う医者が僕達を診た。そんなわけで、精子バンクからドナーの精子を購入出来るようになるまでに一年以上掛かってしまった。だからナンシーと僕は自分達で受精することに決めたんだ。 僕がようやく初めて妊娠した時は、子宮外妊娠で三つ子を受胎した。命に関わる状況で手術が必要になったため、結果として全ての胎児と僕の右の卵管が失われた。僕の兄がそのことを知って言ったよ。「そうなって良かったよ。どんな化物が産まれてきたか分からないからな。」 2度目の妊娠は成功で、妊娠には医学的問題もなく、僕らの女の子はいたって健康だってことを、今は誇りを持って言える。7月3日の予定日に彼女が誕生するのを幸せな気持ちで待っているところ。 妊娠した男でいるのはどんな気持ちかって?素晴らしいよ。僕のお腹は新しい命を宿して膨らんでいっているけど、僕が男であるということは揺らがないし、自信に満ちている。実際のところ、僕は自分自身の代理母であると思うけど、僕の男としてのアイデンティティに変わりはないんだ。ナンシーにとって、僕は二人の子供を妊娠した夫---こんなに愛情深くて、支えになってくれる妻が居てくれるなんて本当にラッキーだよ。そして娘にとっては父親で、ナンシーが娘の母親になる。僕らは家族になるんだ。 地元の医療関係者を除いては、僕が妊娠5ヶ月だってことを誰も知らない。でも、僕らの置かれた状況は、人々に、人間の無限の可能性を受け入れること、何が普通なのかっていうことを自分なりに考えて決めさせることになるだろうね。 |
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うーん。訳してみても、やっぱり素直にこの方の自信満々の意見に、どうしても100%賛成、とは言えません(汗)。 どうしてでしょうね?例えば、ゲイとかレズビアンのカップルの場合、ご本人達が幸せって言ってると、聞いてるこっちも幸せな気分になれますし、養子縁組に成功したって嬉しそうに言われると、素直に良かったねっていう気になれるんですけど…。 やっぱり性同一障害っていう問題の根本が、私に理解出来てないからんでしょうね。 性のアイデンティティの問題こそなくても、持って産まれた身体に、100%満足して自己同一視が完璧な人って居ないと思うんですよね。そういうレベルの問題じゃないと言われても、心から納得するのは難しいです。 ましてや、女性の機能を持ちながら、その権利を失わないまま男性だって主張されても、じゃあ何を持ってあなたは自分が男性と言えるのか?って言いたくなります。 もし、性の定義が性器や生殖器官の問題でないとするなら、逆に身体がどんな形状であろうと、自分は男性もしくは女性だと思い込めば良いだけですよね?ホルモン注射を受け続け、命を削る様な思いをしてまで自分のアイデンティティを手に入れて、そして今度はそれと完全に逆行する形での妊娠。 例えそれが自分の身体だとしても、そんなことをする権利が人にあるのか?って思ってしまうのです。 そして産まれてくる子供は親を選べない…。こういう選択をする権利、本当にあるのでしょうか? と書いておいて、その後『オプラ』に出演なさったトーマスさんと奥様を見て、コロッと二人のラブラブ振りに意見を変えた私^-^ もし宜しかったら『「男」が妊娠-2』も合わせてお読み下さい。 って、このコーナー、一体何のコーナーだかますます分からなくなってきましたっ(汗) それでも読みづらい訳に、私の勝手な意見まで読んで下さった方、本当にありがとうございますm(_ _)m |
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