お散歩

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ライン ドット

狭いバスルームで二人でシャワーを浴びると、今日はこの間よりスンナリと指が入って、軽く中を掻き回されただけで、俺はあっという間に熱くなって息が上がってしまった。

 

その後、俺のベットで夕方まで何回かセックスしたけど、この間よりはずっと優しくされて俺はメロメロにされてしまう。

 

ああもう…勘違いするぞ…俺の事好き…なんて?

 

「あれ、コンドームひょっとして切れてる?」

「ん?」

 

何回したのかよく覚えていないセックスの後で、祥平が空っぽのコンドームの箱を振りながら聞いた。

 

「ああーあ、KYも殆ど残ってないし。これじゃ夜までもたないぞ。」

「へ?」

 

泊まっていくつもりなんだろうか、ひょっとして…。しかも、まだやる気?

 

「だってずっと使ってなかったし…。」

「あー、しかもこのコンドーム期限切れだったんじゃん。ヒデーなー。よし、俺今から買ってきてやる。」

「え?」

 

ぐったりベットに転がったままの俺を跨ぎこすと、祥平がキッチンで冷蔵庫を開けたり、何かゴソゴソ探している気配がして、そのうちベット・ルームに戻ってくると言った。

 

「俺が食えそうな物もなにも無い。」

「…今日買い物行こうと思ってたから…。」

「この辺ってセイフウェイとかしかない?ホール・フーズは?」

「ちょっと遠いけど?」

「ジョーは?」

「ある。」

 

祥平はどうやら簡単な買い物に3個所回るらしい。彼に言わせるとドラッグ・ストアでコンドームやローションを、スーパーでオーガニック野菜を、他に必要な物があればまた別の店へ行くとか。

 

そんなに色々こだわらなくても、セイフウェイに行けば全部揃うのに…。

 

考えただけで面倒でクラクラする。この辺のスーパーはパーキングが少なくて狭いし、週末はレジだって行列だ。

 

一応「俺も行こうか?」って聞いてみたら、

 

「いい。今のうちに寝てろ。」って。

 

(今のうちって…。)

 

とにかくベットから起き上がる気力の無かった俺は、大人しくそのまま目を瞑った。「アキは大丈夫かな?」ってボンヤリ考えてると、そのアキがどうやらベットに飛び上がったらしい気配がして、フグフグっていう鼻息が耳の横で聞こえた。

 

俺が変な時間に寝ていると、アキはそうやって俺の匂いを確認する。

 

「生きてるから大丈夫だよ、アキ。」

 

首だけ動かしてアキのフワフワした毛に顔を埋めると、俺はそのまま眠ってしまった。

 

・・・・・・・・・

 

(あれ、いい匂い?)

 

いつの間にか祥平が帰ってきたらしくって、キッチンで何を作ってるのか、ガーリックを炒める良い匂いがしていた。とりあえずTシャツにパンツだけ穿いてキッチンの方に行くと、アキが2匹のドーベルマンの間に挟まって、リビングで仲良く気持ちよさそうに寝ていた。

 

「お前達、いつの間に仲良しになったんだよ。」

 

って言いながら3匹纏めて撫でてやっていると、祥平が、

 

「もうすぐ出来るから座って待ってな。」って声をかけた。

 

俺のコンドはドアを開けるとオープン・キッチンとリビング、ダイニングが全部見通せるようになってる。まあ、ダイニングとリビングは狭いから、ダイニング・テーブルとカウチ、TVを開いたスペースに置けば、それで一杯になる。

 

キッチンで料理するとリビングとダイニングの方を向くことになる。座って待ってろって言われても、俺がお客さんって訳じゃないんだし、ってカウンター越しに鍋の中を覗き込んだ。

 

「あ、パスタ。」

「うん、リングイーニ。これ好きなんじゃない?棚に少し残ってたから買い足しといたよ。」

「ありがとう。」

 

このパスタの太さと厚みの加減が、割とどんなソースにでも絡みやすくて、でもちゃんと歯ごたえもあって、確かに気にいってたりする。

 

(こういうとこ意外と気がついて優しいんだ…。)

 

そして、祥平の作ったとてもシンプルなトマトとバジルのパスタはとても美味かった。

 

(何が違うんだ?塩加減?ゆで時間?オリーブ・オイルの量?ガーリックの炒め方?)

 

「美味いだろ?」

「うん、俺が作るのとどう違うんだろ?コツ教えてよ。」

「だーめ。また今度作ってやるから。」

 

(ホントに?)

 

って聞きたいのを我慢した。「今度」なんて…どこまで本気か分かんない…。

 

そうやってツルツル、ハグハグ、パスタを食べてると、祥平が食べるのを止めてじっと俺を見た。

 

「あれ、俺の顔に何かついてる?」

 

パスタはちょっと油断すると、ツルっと麺が跳ねた瞬間にソースが飛び散るのが難点だ。ま、その位コシのある麺じゃないと美味しく無いんだけど。

 

「うん。」

「え、どこ?」

 

俺の向かいに座ってた祥平が俺の横に移動すると、

 

「ここ…。」

 

唇のすぐ横をぺロッと舐められた。

 

「あ、ありがと…。」

 

そのまま俺の腰に手を回すと首筋に舌を這わせる。

 

「…パスタまだ途中…。」

「勝手に触ってるから食べてていいよ。」

「…無理…って…。」

「敬吾、すげー可愛いから…食べてる顔が…gave me a bxxer…」

 

なんで?普通だろ?俺は絶対普通に食べてただけだって...もう…

 

食べていいなんて言われても…確かに口にキスするわけでも、あそこに直接触ってくるわけでも無いんだけど、シャツの下に手を入れられて乳首とか弄られると…ああ…。

 

「するならちゃんと…しよ…。」

「うん。カウチでする?」

「ベット!」

 

クスって笑われた。でもするならせめてベットでしないと、ますます身体が辛いし…。

ライン ドット

 

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